埼玉第九合唱団団員の皆様

 春の陽ざしを感じる季節となりました。団員の皆様にはご健勝にお過ごしのことと存じます。
この度の新型コロナウィルス感染拡大防止のため、合唱練習を休止する連絡をしましてから一ヶ月近くが経過しました。未だに終息の兆しが見えず、練習再開に向けて皆様には不安な毎日をお過ごしのことと存じます。

団委員会と致しましては政府の専門家会議が示した「提言」を踏まえ、さらに100名以上の合唱練習という活動内容を考慮し、下記の指針をまとめました。

〔練習と各委員会再開について〕
・さいたま市の公共施設の使用が可能となり、当団の使用が許可されたら練習を再開します。
・練習が再開した場合は全員での練習ではなく、当面はパートごと(ソプラノ、アルト、男声の順)の練習を一回ごとに行うこととし、安全が確保できる状況になりましたら全員の練習に戻します。

〔演奏会について〕
・9月26日(土)のベートーベンミサ曲ハ長調の演奏会並びに、12月18日(金)の第九演奏会は現在のところ開催する予定です。

〔安全保険更新について〕
・4月の「スポーツ安全保険」の更新に伴い団在籍者名の確認が必要になります。4月以降在籍できない方(退団される方)は、パートマネージャーを通じて3月31日(火)までにお知らせください。

〔団員募集について〕
9月の演奏会に向けた団員募集の締め切り日を4月23日(木)から6月25日(木)に変更させて頂きます(練習休止に伴う団員募集期間の延長)。

〔練習休止中の各自の練習について〕
長く間の空いた練習になっています。各自で楽譜を見直して練習をしておいて下さい。今後タイトな練習時間で本番に臨むことが考えられます。
合唱団のホームページの「おけいこページ」の音取り音源を活用して下さい。
http://saitamadaiku9.sakura.ne.jp/s_keiko/keiko11.html

ベートーベン・イヤー、オリンピック・イヤーとして華やかに始まった2020年は、世界中予想だにしない状況下におかれています。こんな年だからこそ「音楽」が出来ることに感謝しつつ、これを乗り越え現在のメンバー全員で演奏会を迎えたいと思っております。「苦難を経て歓喜に至る」というベートーベンの精神にも合致するところです。
しかし刻一刻と状況は変化しています。その状況に応じて上記内容の変更もあり得ますので、その都度メール又は合唱団のホームページ(お知らせ一覧のコーナー)でお知らせ致します。

まずは皆様の健康を守って下さい!
桜の満開宣言とともに、良い知らせが届きますよう一日も早い終息を祈るばかりです。

3月22日
埼玉第九合唱団
団長:浅子 元